岡山市北区尾上の縫製業「江口被服」が6月3日に岡山地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。
東京商工リサーチ岡山支店の発表によりますと、江口被服は1970年創業の縫製業者です。ワーキングウェアやユニフォームなどの縫製、加工を手がけ、1995年8月期には売上高2億5700万円を計上していました。
しかし、その後は競合とともに受注は伸び悩み、2005年8月期に売上高が1億円を割り込んで以降も減収を余儀なくされ、2023年8月期は売上高5400万円まで落ち込むなど販売が低迷していたということです。
同社は2025年3月末までに事業を停止していました。負債額は現在調査中です。