6月22日に投開票が行われる東京都議会議員選挙は、13日に告示されます。
参院選の前哨戦ともいわれる「首都決戦」を占います。
物価高が続く中での都民の暮らし、小池都政への評価、政治とカネの問題などが争点となる見通しの今回の都議選。
定数の127議席を42の選挙区で争います。
現在、第一党は30議席を持つ自民党、続いて、都民ファーストの会、公明党、日本共産党、立憲民主党などとなっています。
選挙戦の1つ目のポイントは、小池都政の与党である都民ファーストの会、自民党、公明党が過半数を確保できるかです。
中でも、都議会自民党の裏金問題がどこまで影響するのかが焦点です。
もうひとつのポイントは、2024年の衆院選で躍進した国民民主党や、都知事選で旋風を巻き起こした石丸伸二代表の地域政党・再生の道など、都議会に議席を持たない政党・会派がどれだけ議席を取るかです。
そして、大きな変更点がポスターです。
2024年の都知事選では、動物の写真など候補者とは無関係のポスターや商品の宣伝が掲示されたりしたことが問題となりました。
今回の都議選は、選挙ポスターに品位保持を求める規定を新設した改正公職選挙法の施行後に実施される初の大型選挙となります。
注目の都議選は13日に告示され、22日に投開票が行われます。