石破首相はまもなく日米関税協議について説明するための与野党党首会談に臨みます。
内閣不信任案や衆議院解散の可能性も絡んだ最新情報について国会記者会館からフジテレビ政治部・門脇功樹記者が中継でお伝えします。
石破首相は、野党から不信任案が提出されれば衆議院の解散に踏み切る意向ですが、提出は見送られるとの観測が強まり、衆参ダブル選挙はないのではとの見方が広がっています。
与野党の党首会談を前に石破首相は12日朝、参議院選挙での自民党の公約について小野寺政調会長と協議しました。
自民・小野寺政調会長:
(Q. 公約・現金給付について首相と話した?)公約を含めた政策課題について意見交換をさせていただきました。
参議院選挙を前に政権内では、小泉農水相によるコメ高騰対策などで内閣支持率が上昇し、「反転攻勢すべき」として衆議院の解散総選挙を期待する声も一部に出ています。
ただ、自民党内で慎重論も根強く、内閣不信任案の提出は見送られるとの見方が強まる中、「解散はそんなに簡単に踏み切れない」との声が出ています。
そうした中での党首会談で石破首相としては、G7サミットでのトランプ大統領との会談に向け、野党側の意向を聞く姿勢を示すことで不信任案提出の材料を与えない狙いがあるとみられ、会談後の野党側の対応が注目されます。