科学や数学など、いわゆるSTEM分野での女性の参画が課題となる中、東京都で女子高校生が参加するイベントが開催され、小池知事との対談も行われました。
科学・技術・工学・数学の4つの分野を指す「STEM分野」に参画する女性比率が低いことが、社会課題となっています。
背景には、「女性だから」などといった性別を理由に理系コースを敬遠する傾向があるとされています。
こうした中、都で行われたイベントでは、品川区の女子校の高校に通う生徒約20人がSTEM分野のオフィスツアーに参加し、システムエンジニアなどとして働く女性に理系を目指したきっかけなどを聞いたほか、小池知事との対談も行われました。
対談では、女子高校生から「進路の選択で悩んだときにどうすればよいか?」と聞かれた小池知事は、「自分の好きなこと、興味を持つことを極めることが大事なんだと思います」と答えていました。
都では、都内に在住、または通学する女子中高生を対象に、女性が活躍するSTEM分野の会社でオフィスツアーを実施し、女性の参画を後押ししたい考えです。