北海道南部の森町で暴行を受けた男性が死亡し知人の男が逮捕された事件。

 男は暴行後に男性を数時間放置しその後自ら通報していたとみられることが分かりました。

 「殴られていて(男性は)泣いていた。金属バットで地面をたたくような音の数秒後に痛いと叫んでいた」(近所に住む人)

 傷害の疑いで送検された森町の電気設備業、高谷正雄容疑者(51)。

 6月9日、自宅で従業員とみられる男性を殴るなど暴行しケガをさせた疑いが持たれています。

 男性(50代ぐらい)は顔から出血し死亡しました。

 「事件から1日以上経ちましたが、建物周辺には規制線が張られたままです。そして今から、捜査員が建物の中に入り調べを進めていきます」(木村洋太記者)

 その後の調べで高谷容疑者は暴行後に男性を数時間放置していたとみられることが分かりました。

 「従業員を殴ったら息をしていない」(高谷容疑者の通報内容より)

 6月10日未明になって自ら消防へ通報。

 高谷容疑者は事件当時酒を飲んでいました。

 「前からトラブルがあった。(高谷容疑者は)酒乱みたいな感じ。普段は仕事をしているが酒を飲むとケンカ早くなっていたか」(付近の住民)

 調べに容疑を認めている高谷容疑者。警察が事件の経緯を調べています。

北海道文化放送
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