富山県内では百日ぜきと伝染性紅斑、いわゆるりんご病の流行が依然続いています。

感染症情報センターによりますと、今月2日から8日に県内で報告された百日ぜきの患者は23人で、前の週より減りましたが、流行が続いています。

これで今年の累計の患者数は303人となり、全ての患者数を把握するようになった2018年以降、最多となっています。

一方、伝染性紅斑いわゆるりんご病の患者は、今月8日までの一週間に一定点医療機関当たり4.69人と2週連続の増加となっていて、警報レベルが続いています。

妊婦が感染すると流産などの危険がある事から、県はこまめな手洗いやマスクの着用など、予防を徹底するよう呼びかけています。

富山テレビ
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