福岡県北九州市の小学校で児童10人がおう吐や下痢などの症状を訴え、このうち3人からはロタウイルスが検出されました。

市は感染性胃腸炎の集団発生とみて感染ルートなどを調べています。

市によりますと八幡西区の小学校で6日から9日にかけ1年生の児童10人が相次いでおう吐や下痢の症状を訴え、このうち3人からロタウイルスが検出されました。

10日時点で9人が症状を訴えていますが、入院が必要な児童はおらず、全員が回復に向かっているということです。

この小学校では給食室で調理した給食が提供されていますが、症状を訴えた10人は同じクラスで、ほかのクラスでは感染者が出ていないことから、市は給食による食中毒の可能性は極めて低いとみています。

市は感染性胃腸炎の集団発生とみて感染ルートなどを詳しく調べるとともに、食事前やトイレの後には手洗いを徹底するなど注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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