9日午後、新潟県三条市内の横断歩道がある交差点で、道路を渡ろうとする歩行者がいたにも関わらず、一時停止しなかったとして車の運転手の76歳男が現行犯逮捕されました。
道路交通法違反(横断歩行者等妨害等)で現行犯逮捕されたのは、三条市に住む自称無職の男(76)です。
男は9日午後3時半すぎ、普通乗用車を運転し、三条市西裏館2丁目地内の道路に設置された横断歩道を通過する際、その横断歩道を横断しようとする歩行者がいるのに、一時停止しませんでした。
事件は、パトロール中の警察官が現場を目撃したことで発覚。警察によりますと、警察官が男に免許証の提示を求めたものの、男は免許証を持っていたにも関わらず応じなかったため、逮捕したということです。
警察の調べに対し、男は「横断歩道に人はいなかった」と容疑を否認しています。
警察は、なぜ免許証を提示しなかったのかなどを詳しく調べています。