リニア工事で基準値を超えるヒ素などの重金属を含む「要対策土」の投入が始まりました。
長野県飯田市の土曽川橋りょう工事の現場では、朝からダンプカーで「要対策土」が入った大型土のうが次々と運び込まれました。
そして、クレーンで橋脚の基礎の部分に投入されていました。
トンネル工事で出た「要対策土」をめぐっては、水質汚染などを懸念する声があり、処理が課題となっていましたが、JR東海と飯田市は、6月6日、飛散防止の措置を講じることや、水質検査を継続的に実施することなどを盛り込んだ確認書を交わしていました。