今年の春に県内で摘み取られた新茶の香りや味などを競う審査会が嬉野市で開かれました。

この審査会はお茶の生産技術と品質の向上を図ろうと50年以上前から毎年行われているものです。
今年は嬉野・武雄・唐津・伊万里からコクのあるうまみが特徴の蒸し製玉緑茶とほのかな甘みがある釜炒り茶、合わせて100点が出品されました。
県茶業試験場やJAなどから集まった審査員22人が茶葉の形や色つや、香りや味などを評価していました。

【県茶業試験場 山口史子審査長】
「今年は昼間と夜の温度差があったので順調に生育した。いつにも増して甘いおいしいお茶ができているので新茶のこの時期に多くの人に飲んでもらいたい」

5日の審査会で選ばれた上位約70点は今年8月に奈良県で開催される全国茶品評会に出品される予定です。

サガテレビ
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