お尻を振り振り、元気いっぱいに駆け回る子豚たち。

山梨・甲府市、2000頭以上の豚を飼育する養豚場「ちのふぁーむ」で起きた窃盗事件。
その一部始終を目撃していたのは、物陰に潜む猫でした。

5月26日の午後8時半過ぎ、暗闇に現れた不審な車。
降りてきたのは従業員ではなく、泥棒です。

迷うことなく養豚場へ入ると、向かったのは資材置き場。

すると、何かを抱え足早にもと来た道へ戻っていきます。

そして再び資材置き場へ。

犯行時間2分足らず。

「ちのふぁーむ」・千野豊仁代表：
一番何が嫌だって、敷地内に入られたのが嫌。訳の分からない人が入ってきて病気が養豚場の中に入るのが一番嫌なんですよね。

狙われたのは子豚ではなく、トラックや重機に使うバッテリー2個。

実は、この4日前にもバッテリー5個がなくなっていて、被害額は合わせて約13万円に上るということです。

「ちのふぁーむ」・千野豊仁代表：
ブタが何も被害でなかったのでほっとしていますね。お金が欲しいのだったら、まっとうに働いてください。

警察は、窃盗事件として泥棒の行方を追っています。