小学生2人を乗せた車がきのう、静岡・浜松市中央区の東名高速道路に転落し、運転手の男が立ち去った事故で、車は男が所有するものではなく、他人名義であることがわかった。

きのう午後、静岡・浜松市中央区の東名高速にかかる橋の脇から車がフェンスを突き破り、東名・上り線の路側帯に転落した。

車には小学生2人が乗っていたがケガはなく、運転手の男は車内に2人を残したまま現場から立ち去った。

警察のその後の調べで、転落した車は運転していた男が所有するものではなく、他人名義の車であることが分かった。

警察は、道路交通法違反の疑いで男の行方を追うとともに、乗っていた小学生との関係性や事故の状況を調べていたが、その後の取材で、2日正午までに男の居場所を突き止めてすでに事情を聴いていることがわかった。
転落事故を目撃し男から直接話を聞いた人によると、事故直後、男は「一瞬寝た」と話していたという。