佐賀市の恒例イベント「佐賀城下栄の国まつり」が31日開幕しました。時期を前倒しして初めての開催となりますが、会場は多くの人でにぎわっています。
今年で54回目を迎えた「佐賀城下栄の国まつり」。
これまで8月に開かれてきましたが、猛暑による熱中症などの影響を避けるため時期を早めて行われます。
「真夏よりも過ごしやすい気温なのでこうやって子どもも連れてきやすいかなと思います」
露天が並ぶ中央大通りでは家族連れなどでにぎわい、浴衣姿の子どもたちがかき氷を食べたりゲームで遊んだりする姿が見られました。
まつりの定番となっている「YOSAKOIさが」には県内を始め九州各地から2日間で48チームが参加します。
31日は25チーム約500人が出場し、鮮やかな衣装で繰り広げられる躍動感ある踊りに会場の熱気が高まっていました。
また、会場では参加型の清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」も行われています。
火ばさみとゴミ袋を手におまつり広場を歩きながらジュースのラベルや紙などのゴミを拾って分別していました。
佐賀城下栄の国まつりはあす6月1日までで、31日はこのあと午後8時半からドローンショー。午後8時45分からは佐賀城北濠周辺で1000発を超える花火が打ち上げられる予定です。