がんに対する正しい知識の普及や、検診の受診率向上を目指し、宮城県は化粧品会社など3社と協定を結びました。
県と協定を結んだのはバイタルネットと資生堂ジャパン、クオールの3社です。5月30日は県庁で締結式が行われ、村井知事などが協定書にサインしました。
この協定は、がんの予防や、早期の発見・治療により、県民の健康的な生活を実現することを目的としています。
具体的には、各企業の取引先でのパンフレットの配布や、検診の受診を促すイベントの実施、がん教育への講師派遣などに連携して取り組むということです。
宮城県 村井知事
「医療機関はもとより企業の皆さまとも連携し、県民一丸となってがん対策に、より一層取り組んでいくこととする」
県はがんに関連した協定を、これまでに19の企業や団体と交わしていて、30日に結んだ3社も含めて連携を強化していきたいとしています。