学校でのプール開きを前に水泳中の事故を防ぐための講習会が宮崎市で開かれました。

講習会は、2006年に埼玉県の流れるプールで発生した排水溝への吸い込まれ事故をうけ、毎年開かれています。
5月30日は、民間のプール施設の管理者や学校の教員などおよそ50人が参加。
日本ライフセービング協会から講師が招かれ、設備点検では、「排水溝のボルトが緩んでいないか」などを確認するよう指導しました。

また、プールでは、「足や頭から飛び込んだ時の事故が一番多い」と映像を使って説明しました。

(都城市立沖水小学校・相良祐貴先生)
「さまざまな観点から子供たちを守るための、事故を未然に防ぐための対策が本当に多く必要だとわかった」

(日本ライフセービング協会・佐藤洋二郎アカデミー本部長)
「正しい知識と技術を持って水難事故を防ぐために行動してほしいと思う」

講習会はスポーツ庁の指示で全国で開催されていて、主催した県教育委員会では、講習会を通して、プール設備の不備による事故を未然に防ぎたいとしています。

テレビ宮崎
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