大阪市都島区のコインランドリーで女性用下着を盗もうとした罪で、44歳の男が逮捕・起訴されました。
男の部屋からは、およそ450枚の女性用下着が押収されていて、「去年9月から3日に1回の頻度で下着を盗んだ」という趣旨の供述をしていることから、警察は余罪についても追及する方針です。
窃盗未遂の罪で逮捕・起訴されたのは、大阪市都島区に住む建設業・豊永充容疑者(44)です。
豊永被告は今月8日午後8時ごろ、自宅近くのコインランドリーで女性用下着4点を盗もうとした罪に問われています。
警察によると、通りかかった40代の会社員の男性が、コインランドリー内で乾燥機を物色する豊永被告を不審に思い、店のガラス越しにスマートフォンで撮影していたところ、豊永被告が下着を盗むところを目撃し、取り押さえたということです。
調べに対し、豊永被告は「人がいなかったので、女性ものの下着があれば盗もうと思って入店した。乾燥機に下着があったので、手提げかばんに入れて盗んだ」などと容疑を認めています。
豊永被告はこのほかにも、自転車で大阪市内のコインランドリーを回り、下着を盗むことを繰り返していたとみられ、去年9月頃から3日に1回の頻度で下着を盗んだという趣旨の供述をしているということです。
また豊永被告の自宅の部屋からは、およそ450枚もの女性用下着が押収されていて、「気に入った下着はきれいに畳んで、たんすに保管していた」という内容の話をしています。
豊永被告は同居の家族がいましたが、部屋に立ち入らせず、大量の女性用下着に気付かれることは無かったということです。
警察は今後、余罪を調べる方針です。