29日昼過ぎ、徳島市の徳島大学で、いずれも20代の女子大学生3人が、実験で使用済みの薬品を廃棄していたところ、爆発が起き、1人がけがをしました。
警察によると、29日午後1時半ごろ、徳島市の徳島大学大学院医歯薬学研究部で、20代の女子大学生3人が、これまで使っていた「酢酸」と「臭化ヨウ素試液」を混ぜ合わせた液、あわせて1リットルを廃棄するため、実験室の流しで、3リットルの液体が入る瓶にこの液体を入れて、中和のための水酸化ナトリウムを加えたところ、瓶が何らかの原因で爆発しました。
これにより、3人の学生のうち1人が手首や額に軽いやけどをしました。
けがをした学生は病院で治療を受けましたが、すでに退院しているということです。
警察は今後爆発の原因などについて調べる方針です。