小泉農水相は備蓄米の円滑な流通に向け、国土交通省と卸売業者の団体に相次いで協力を要請しました。
小泉農水相:
倉庫から迅速に滞りなく出るように、倉庫業者の関係の皆さんにもご協力を国交省の方からもお願いをしていただきたい。
小泉大臣は中野国土交通相と面会し、備蓄米の迅速な流通に向けて輸送の協力を要請しました。
その後、コメの卸売業者からなる団体とも面会し精米作業の協力を求めました。
また、小泉大臣はこれまで随意契約の対象ではなかった中小のスーパーや町の米店向けに、それぞれ枠を設けて30日にも受付を始めることを明らかにしました。
29日夕方にも事業者向けの説明会を行うとしています。
一方、農水省は随意契約の申し込みがあった約70社のうち、61社の申請を受け付けたと明らかにしました。