ストーカーやDV・ドメスティックバイオレンスなどの被害を防ごうと、5月28日朝、長野県警などが啓発活動を行いしました。「困ったら一人で悩まず相談してほしい」としています。
呼びかけ:
「ストーカーの被害防止を呼びかけています」
長野駅では、長野中央署の警察官らがストーカーやDVなどへの対策を載せた冊子やチラシを配り、被害防止を呼びかけました。
ストーカー被害は全国でも後を絶ちません。神奈川県川崎市では被害を訴えていた20歳の女性が遺体で見つかり、2025年5月、元交際相手の男が死体遺棄の罪で逮捕・起訴されています。
県警によりますと、2024年度、寄せられたストーカー事案の相談件数は321件。このうち、296件に対して、警告や検挙などの対応をとったということです。
また、DV事案の相談件数は938件で、被害者は女性が669人と、全体の7割以上を占めています。
チラシには、相談窓口も書かれていて、県警は、「困ったときは窓口に相談してほしい」としています。
長野県警生活安全部・市川幸誠 警部:
「避難しましょうとか交際相手に警察が注意しましょうとか、防犯対策はたくさんありますので、一人で悩まないで警察署や警察に相談してもらえれば」