「権利金を支払えば電柱1本あたり1万円の支払いがある」

実在しない公益社団法人を名乗り
電柱検査事業の権利金名目で450万円をだまし取ったとして、
奈良県の団体役員など4人が逮捕されました。

広島県警によりますと、詐欺の疑いで逮捕された
奈良県の団体役員・中村順子容疑者(75)ら4人は
2020年8月、「全国非破壊検査協会連合会」という
実在しない公益社団法人を名乗って
経済産業省から電柱検査事業を委託されているように装い、
県内の会社役員の男性(75)に対して
「権利金を支払えば電柱1本あたり1万円の支払いがある」などと嘘を言い、
現金450万円をだましとった疑いがもたれています。

警察は、捜査に支障があるとして、4人の認否を明らかにしていません。

警察は全国に同様の被害があるとみて捜査しています。

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。