東京・葛飾区にあるメダカの無人販売店で目撃されたのは、あまりにも堂々と高級メダカを持ち去る人物の姿でした。

平日の夕方に現れたリュック姿の女性。
水槽の中をのぞき込み、網で中を物色。品定めしているようです。

すると、ようやくお目当てのメダカが見つかったのか、網ですくい、持ち帰り用のペットボトルの中へ。
しかし、水槽横に設置してある料金箱にお金を支払わず、そのまま立ち去ってしまいました。

メダカ店の店長:
怒りもありました。この時期だと(メダカは)産卵をするので、盗んでまでメダカを楽しむのは残念だなと…。

この日、盗まれたのは、鮮やかなオレンジ色の体が特徴の「楊貴妃」と鱗が大きくキラキラとして見える「カガミ鱗(りん)」。
合わせて約4000円分のメダカたちです。

その後、防犯カメラをチェックした店長が“ある違和感”に気づきます。

メダカ店の店長:
(メダカの)持ち帰り方法が分かっているということは、何度か来店したのかなというのはあります。

販売システムを理解している人物なのか…。

店長は、現時点では被害届けを提出しておらず、名乗り出てくるのを待っているといいます。