北アルプスの霞沢岳(2646m)周辺で登山をしていたとみられる男性(30)が行方不明になっていて、28日朝から警察が捜索ましたが、発見に至りませんでした。

行方不明になっているのは、東京都中央区の弁護士の30歳男性です。

警察によりますと、男性は5月25日から1泊2日の予定で、1人で霞沢岳に向かったとみられます。

予定日を過ぎても下山しなかったことから、27日午前10時半頃、関係者から届出があり、長野県消防防災ヘリで捜索しましたが、発見に至りませんでした。

28日は朝から午後4時頃まで長野県警山岳遭難救助隊員が5人体制で地上から捜索しましたが、発見に至りませんでした。

29日も捜索する予定です。

霞沢岳は、梓川をはさんで対峙するようにそびえる穂高連峰の眺望などが魅力です。徳本峠からの往復が主なルートですが、登山道には急峻な岩場もあり慎重な足運びが求められます。

長野放送
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