がんの早期発見・治療の重要性を伝えるため、若い世代に向けて特別授業が行われました。
高知県総合保健協会が主催し、10年ほど前から県内の高校を中心に実施しているがんについての特別授業。専門学校での開催は初めてです。
この日は、高知市にある龍馬デザイン・ビューティ専門学校の学生70人ほどが受講しました。
講師として登壇したのは東京大学の中川恵一特任教授。がんに関する本を多く執筆しています。「がんはコントロールできる病気であり正しい生活習慣による予防や早期発見などで備えられる」と話しました。
また、20代で子宮頸がんを経験した女性も登壇。
20代で子宮頸がんを経験・阿南里恵さん:「以前できてたことがいろんなところで影響を受けるようになってしまって、子宮を取ったということで恋愛・結婚・出産に何年間も悩むことになった」
学生たちは実体験を聞いて…
グラフィックデザイン学科1年:
「自分もそういうことに(がんに)なるんだなというのが女の人の話聞いて分かりました」
グラフィックデザイン学科1年:
「生活習慣が自分悪いので、正しくして健康的に生きたい」
県総合保健協会は学生が手掛けたイラストをがん検診車の車体デザインに採用することにしています。