5月7日、鹿児島県奄美市で国の天然記念物に指定されているオカヤドカリ約5000匹を捕まえたとして、文化財保護法違反で逮捕されていた中国籍の男ら3人が、それぞれ罰金30万円の略式命令を受けました。
略式命令を受けたのは、リャオ・ジービン被告(24)らいずれも中国籍の男3人です。
起訴状によりますと、3人は4月30日から5月6日までの間に、奄美市やその周辺で国の天然記念物に指定されているオカヤドカリ約5000匹を捕まえて移動させた、文化財保護法違反の罪に問われていました。
名瀬区検は27日に3人を略式起訴し、これを受けて名瀬簡易裁判所がそれぞれに罰金30万円の略式命令を言い渡しました。