県産ブランド米「つや姫」などをPRしようと、吉村知事と子どもたちが田植えを行った。また会場では2027年にデビュー予定の新品種「ゆきまんてん」の苗もお披露目された。

「かすり姿」で登場した吉村知事は27日、村山市・戸沢小学校の5年生と一緒につや姫と雪若丸の田植えを行った。
参加した児童は、ぬかるんだ田んぼに苦戦しながらも丁寧に植えていた。

「田植えって大変」

収穫は9月下旬を予定しているという。

(児童)
「農家は毎年田んぼに入ってすごいと思った」
「いつものご飯よりもみんなで作ったからうまいと思う」

そして田植えの会場でお披露目されたのが、2027年のデビューを目指す新品種「ゆきまんてん」の苗。
それを見た吉村知事は…。

(吉村知事)
「ゆきまんてんの苗を見るのは初めて。一番背が高いんだなと思って見ていた。背が高いほうが大きくなってたくさん実るから収量も多い」

会場では、鉢への「記念田植え」も。コメの需要が高まる中、暑さに強く収量が多い新品種への期待が高まる。

(吉村知事)
「『ゆきまんてん』がすくすくと育ってまた次の世代に受け継いでもらえるように、そして『つや姫』『雪若丸』に続くようなブランド米になってほしい」

記念田植えした「ゆきまんてん」は県農業総合研究センターで大切に育てられ、児童に届けられる。

さくらんぼテレビ
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