不正に入手したクレジットカードの情報を使って、カープ戦のチケットを購入した疑いで大阪府に住む67歳の女が逮捕されました。警察は組織的な転売目的の犯行とみて捜査しています。
詐欺などの疑いで逮捕されたのは、大阪府のパート従業員、武澤朋子容疑者(67)です。
警察によりますと、武澤容疑者は、2023年8月9日、氏名不詳者らと共謀して不正に入手したクレジットカードの情報を使い、広島カープの公式サイトでホーム戦指定席の入場チケット50枚を購入し、自宅に発送させた疑いがもたれています。
同じ宛先に大量にチケットを送ったことを不審に思ったカープ球団が「転売目的ではないか」と警察に届け出て発覚したということです。
警察の調べに対し武澤容疑者は「私はわかりません」と話しているということです。
警察は、チケットの転売を目的とした組織ぐるみの犯行の可能性もあるとみて調べています。