25日、千秋楽を迎えた大相撲五月場所。
幕下で挑んだ富山市出身の朝乃山と浦山は、ともに勝ち越しで今場所を終えました。
今場所、幕下付け出しでデビューした浦山。
24日の14日目は、ここまで3勝3敗と勝ち越しのかかった一番で、九重部屋の千代雷山と対戦しました。
立ち合い一気に前に出た浦山。
左をさしますが、土俵際、粘りをみせた相手に最後は落ち着いて寄り切り。
今場所最後の一番を白星で飾り、4勝3敗で見事勝ち越しを決めました。
デビュー場所を終えた浦山は、「なんとか勝ち越せて良かった」と今場所を振り返りました。
そして25日の千秋楽。今場所、幕下十四枚目で臨んだ朝乃山は、武隈部屋の豪刃雄と対戦しました。
立ち合い、差し手がさせず、激しい突きあいとなり押し込まれます。
そこから立て直し、最後は相手の動きを見て押し倒し。
今場所は全勝とはならず、関取復帰は叶いませんでしたが、6勝1敗で五月場所を締めくくりました。