大阪府警は、詐欺などの被害拡大を防ぐために、大阪市に本店を置く池田泉州銀行と連携協定を結びました。
大阪府警が、相次ぐ詐欺被害を受けて、はじめて金融機関と協定を結びました。
協定では、しばらく取引がないにも関わらず突然、多額の現金が振り込まれた口座などについて、池田泉州銀行が警察に情報提供することなどが取り決められました。
これまでは、被害者から申告を受けてから捜査することが多かったところを、不審な口座を事前に警察が覚知することで被害拡大を防ぎたいとしています。
【池田泉州銀行 藤原孝嘉取締役常務執行役員】「犯罪の未然防止、被害の拡大の防止、迅速な我々金融機関としての対応・対策。こういうものの構築が可能になると考えております」
運用は来6月1日に始まります。