福岡市で開発された環境に優しいゴミの埋め立て技術が、北アフリカのチュニジア共和国で導入されることになりました。

福岡市の高島市長は26日の会見で「福岡方式」と言われるゴミの埋め立て技術が、チュニジア共和国で導入されることになったと明らかにしました。

「福岡方式」は福岡市と福岡大学が50年前に開発した技術で、微生物の力を使い低コストでメタンガスの発生を抑制できるため、これまでベトナムやタイなど世界21カ国で導入されています。

チュニジアでは人口増加に伴い、ゴミ問題が深刻になっていることから、今回、「福岡方式」を導入することになり、5人の職員が26日から福岡市で研修を受けノウハウを学びます。

高島市長は「これからも福岡方式が世界中のいろんな国で使われるよう後押ししていきたい」と話しています。

テレビ西日本
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