年金制度改革法案の修正をめぐり、立憲民主党の野田代表は26日、自らのホームページにコメントを掲載し、「立憲は私が責任をもってまとめる。成否は石破首相が政府・与党をまとめられるかにかかっている」との認識を示した。
野田氏は、国政の動きや自らの考え方を記した「かわら版」の中で、政府の年金法案について、「厚生年金と国民年金の底上げという肝心なところが抜け落ち、現役世代や若者の年金が、最大3割引き下げになる。就職氷河期世代も含む今の現役世代や若者の老後が、生活保護や低年金になってしまう」と指摘した。
そして、「現役世代や若者の年金の底上げを盛り込んだ立憲の修正案の骨子案をたたき台として、自・公との修正協議が始まった」とした上で、「28日には成案をまとめ30日には衆院を通過させなければ、会期末(6月22日)までに成立しない」との見方を示した。
その上で、「立憲は私が責任をもってまとめる。成否は石破首相が政府・与党をまとめられるかにかかっている」と強調した。
立憲は26日午後も自民・公明両党との修正協議を行う予定。