名古屋市議会の上園晋介副議長が2025年5月25日、アジア大会のボランティアに市民を無断で登録していた問題で会見し、ノルマとなっていた30人のうち26人が無断登録だったと明らかにしました。
上園副議長:
「30人のうち、ボランティアにご了承いただけた方は4人でした。(無断登録でないのは)家族です。妻と息子と娘です」
Qあと1人は?
「私です」
上園副議長は、以前名刺交換した26人の個人情報をボランティア希望者としてアジア大会の組織委員会側に無断で提出したと明らかにし、会派から議員1人当たりの「目標」として示された30人を集められず焦りがあったと述べました。
上園副議長は「個人情報の取り扱いの意識が低かった」としつつ、現時点で議員辞職は考えていないと話しました。