5月25日、宮城県石巻市では春季高校野球宮城大会の決勝戦が行われました。

ここまで全試合コールドで勝ち上がってきた仙台育英と、2024年、創部初めて甲子園に出場した聖和学園が顔を合わせた決勝戦。

試合は3回、ノーアウト1塁から仙台育英の1番・田山選手がタイムリースリーベース。先制点を奪います。

一方の聖和学園は3点差となって迎えた5回。1アウト満塁のチャンスを作ると。9番・高階選手にタイムリーが飛び出し2点差に迫ります。

さらに、1点差としなおも満塁で3番・佐々木敬司選手。

しかし、ここは仙台育英のレフト・佐々木義恭選手がファインプレー。逆転とはなりません。

守備で流れを作った仙台育英は6回。チャンスの場面で4番・川尻選手が逆風を切り裂くスリーランホームラン。

このまま逃げ切った仙台育英が6大会連続29回目の優勝を果たしました。

この2校が出場する東北大会は6月10日から山形で開催されます。

仙台放送
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