見頃を迎えた菜の花を楽しめるイベントが北海道胆振地方の安平町で開かれています。

 期間限定の新作グルメも人気を呼びそうです。

 「安平町に来ました」(糸口真子アナウンサー)

 安平町で開催されている「菜の花さんぽ」。

 町内の菜の花畑を歩きながら楽しむ、まさに菜の花を身近に感じられるイベントなんです。

 2025年、楽しめる菜の花畑は全部で6か所。

 まずは、道の駅に一番近い菜の花畑へ行ってみることに。

 「わあ、すごい、見えてきました。菜の花畑。黄色一色。すごくきれい」(糸口アナウンサー)

 この菜の花畑の面積は約13ヘクタール。

 札幌ドーム2個分以上という広さです。

 イベント期間中の土・日には、畑の中を歩くこともできるんです。

 「(満開時には)うねが全然見えなくなります」(中道農場 中道幸夫さん)

 「風が吹くと菜の花が揺れるのが素敵」(糸口アナウンサー)

 「畑が平らじゃないんで、波打ってるんで余計花の美しさが際立つのかな。花の中で埋もれているような写真が(みなさん)好きそうですね」(中道さん)

 農家さんおすすめという写真スポットを求めて、丘の上へと登ります。

 「わあ、菜の花のじゅうたんだ」(糸口アナウンサー)

 まさに広大な黄色いじゅうたん。

 ちなみに、糸口アナウンサーが畑に入るとこのサイズ。

 「ここで~す。ここ、ここ」(糸口アナウンサー)

 続いては、楽しい趣向を凝らした菜の花畑へ。

 「こちらではトラクターの幌馬車に乗って菜の花畑を見て回ることができるんです。見渡す限り、まっ黄色。座りながら菜の花が流れていくのを見られるのも特別な体験ですね。のどかできれいな菜の花とワイルドなトラクター。このバランス感が個人的には面白いと思いました」(糸口アナウンサー)

 景色を楽しんだあとは、菜の花を味わうランチはいかがでしょう。

 現在、道の駅では菜の花を使ったテイクアウトメニューが期間限定で販売されているんです。

 まずは、モチモチに焼き上げたチーズナンに菜の花のはちみつをたっぷりかけた新商品。

 「はちみつも菜の花から取れたものということで、ちょっと華やかな感じがしますね。チーズの塩味とはちみつの甘さの相性は抜群ですね」(糸口アナウンサー)

 こちらはサクサクに揚げた衣の中に菜の花を詰めた「菜の花コロッケ」。

 「じゃがいものほのかな甘みと菜の花のちょっと苦い感じが意外と合うんです。
予想外の組み合わせですけどおいしいです」(糸口アナウンサー)

 そして、この菜の花畑はフォトスポットとしても大人気。その理由が…

 「この菜の花畑に来た人、ほぼ全員がここで写真を撮るというほど、このドアが大人気なんです」(糸口アナウンサー)

 菜の花畑の真ん中に置かれた1枚のドアがまるで「どこでもドア」のようだとSNSで話題なんです。

 しかも、このドアには秘密があるんです。

 「みなさん、よく見ててくださいね。いってきまーす。…戻ってきました。気付きましたでしょうか、私がさっき入った扉は向こうの扉。実は扉が2枚あるんです」(糸口アナウンサー)

 「最初は1枚(の扉)だったんですけど、ドアの前に行列ができてしまって、人気になりすぎてしまってもう1枚追加した。いろんな人の笑顔がたまらなくほしいですね」(アグリコーポレーション 中原駿さん)

 この週末、安平町でぜひ確かめてみてください。

北海道文化放送
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