農業分野でもDX、デジタル化が進んでいます。
阿蘇中央高校で、全自動の田植え機などスマート農業を体験する特別授業が企業と連携して行われました。
これは阿蘇中央高校が、農機具販売会社『中九州クボタ』の協力で去年から行っているもので、農業食品科とグリーン環境科の生徒約40人が参加。学校の水田では、全自動田植機による無人田植えの実演が行われました。
そのあと、生徒たちは自動田植機に乗り、メーカー担当者から衛星のデータなどで正確な位置情報を取得する仕組みを聞きながら最先端のスマート農業を体験しました。
【阿蘇中央高校の生徒】
「時代の進歩を感じました」
「真っすぐ進むように自分でハンドルを補正してすごかったです」
【阿蘇中央高校の生徒】
「将来自分が農家になる中で(スマート農業の)ロボット機械を取り入れていけたらいいと思いました」
阿蘇中央高校では、田植えのほか、除草や稲刈りなどの特別授業を通してスマート農業の学習をさらに進めるということです。