陸上自衛隊は22日夜、熊本県内で飛行訓練を行った高遊原分屯地所属のヘリコプターから部品が落下した恐れがあると発表しました。
部品は、直径約6ミリ、重さ1グラム未満のステンレス製の留め具で、人に当たってもけがをする可能性は低いということです。

陸上総隊によりますと、益城町にある陸上自衛隊高遊原分屯地所属の輸送ヘリコプターCH-47JAが22日夜、分屯地と八代市の大築島を往復する飛行訓練を実施。
終了後、点検を行ったところ、機体の右後方部分についている機体と車輪を結合する留め具の一部がなくなっていることが分かったということです。

なくなった部品は直径約6ミリ、幅は1ミリほどで、重さ1グラム未満のステンレス製です。

飛行訓練中に落下した恐れがあるということですが、陸上総隊は、人に当たってもけがをする可能性は低いとしています。

第1ヘリコプター団輸送航空隊 第109飛行隊の高橋 忍 隊長は「速やかに原因を究明する」とコメントしています。

テレビ熊本
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