佐賀銀行と佐賀共栄銀行が、昨年度の決算を発表し、貸出金利の上昇などを背景にともに増収となりました。

佐賀銀行のことし3月期の連結決算は、前の年の同じ期と比べ、売上高にあたる経常収益が4.1%増の552億3100万円、経常利益は45.3%増の110億100万円となり、4期連続の「増収増益」となりました。
本業でのもうけを示す「コア業務純益」は、100億3400万円になり、2期ぶりの増加となりました。

一方、佐賀共栄銀行の経常収益は67億1700万円で10.2%増となったものの、金利上昇に伴って価格が下がった外国債券の売却を進めたことなどによる損失で、経常利益は24.1%減の11億1100万円となり、増収・減益いずれも2期ぶりとなりました。
一方、本業でのもうけを示す「コア業務純益」は、15億7400万円になり、2期連続増加となりました。

サガテレビ
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