岩手・釜石市の河川敷で目撃されたのは、木の上で体を丸め、じっとしている成獣とみられるクマです。
すやすやと寝ているようにも見えますが、現場では警察や猟友会の人が集まり、緊張感が漂っていました。
すると、大きな声で目を覚ましたのか、むくっと立ち上がり大きなあくび。
しばらく木の上にとどまっていましたが、その後、木の上から下りてくると、そこには設置されたわなが。
しかし、わなにかかることなく餌を食べるクマ。
腹ごしらえを済ませると、今度は土手へと移動しました。
そして、クマは捕まるものかと猛ダッシュ。
勢いよく走り抜け、工事現場の中へ入るとそのまま姿を消しました。
4月、岩手県内で目撃されたクマの件数は219件に上り、4月としては過去最多だといいます。