大阪府感染症情報センターによると、「百日ぜき」の大阪でのことしの報告数が、2018年に全数把握となって以来、過去最多となっています。

「百日ぜき」は、百日咳菌による急性の気道感染症で、潜伏期は通常5~10日で、かぜのような症状で始まり、新生児や乳児早期では、肺炎、脳症を合併することがあります。

百日ぜきはもともと、「小児科の患者」のみが届出対象でしたが、世界的に百日ぜき患者の増加したことを背景に、2018年1月から成人も含めて「百日ぜきと診断された全ての患者」が届出対象となっていました。

関西テレビ
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