大手企業の賃上げ率が2年連続で5%超えです。
経団連が大手企業の春闘の回答を集計したところ、定期昇給とベースアップなどを合わせた平均賃上げ率は5.38%で、2024年に続き5%を超えました。
金額ベースでは1万9342円の賃上げとなり、今の集計方法に変更した1976年以降過去最大の引き上げとなった2024年に次ぐ高い水準となりました。
経団連は長引く物価高に加え、人手不足解消に向けた人材確保のため企業が高水準の賃上げに踏み切ったとみています。
また、トランプ関税の影響については懸念材料としながらも2026年も賃上げを定着させていきたいとしています。
(第1回集計 17業種97社 約61.9万人 従業員500人以上大手企業が対象 2024年の賃上げ率5.58% 引き上げ額1万9480円)