すしをテーマにしたトップ会談が実現します。
全国初の「すしの都(みやこ)課」を立ち上げた福岡県北九州市と、すしどころとして知られる北陸・富山県のトップどうしが6月に会談することになりました。
北九州市はすしに代表される地域の食文化を発信するために4月、全国初の「すしの都課」を発足させ、観光振興をはじめとした施策を進めています。
この動きについてすしを生かしたブランディング戦略を進める富山県の新田知事が言及したのをきっかけに、北九州市の武内市長がトップ会談の開催を呼びかけ、SNSや電話によるやりとりを経て、6月12日に富山県でのすし会談開催が決定しました。
富山県は「天然のいけす」と言われる富山湾の新鮮な魚で知られ、中でも富山市はすしへの支出額が全国一となっています。。
一方、響灘など3つの海に囲まれた北九州市も新鮮な魚がそろう「すしネタの宝庫」で、今回の会談では北九州のすしを富山で振る舞うことが計画されています。
北九州市の武内市長は「地方同士がタッグを組んですしや食文化をどのように世界に発信できるのか、両都市の活性化や市民の幸福度の向上にどのようにつなげるのかを議論したい」としています。