全国的に流行している「百日ぜき」、福岡県内の1週間の患者数は前の週からやや減少しました。

県によりますと5月18日までの1週間で県内の医療機関から報告された百日ぜきの患者は106人と、前の週を4人下回りました。

今年に入っての累計は1012人と、1000人を超えました。

百日ぜきは子供を中心に感染し、かぜのような症状から徐々にせきが強くなります。

1歳以下の乳児、特に生後6カ月以下では重症化しやすく死亡することもあるということで、県はワクチンの接種を呼びかけています。

また、この1週間では伝染性紅斑(いわゆる「りんご病」)の感染者が増えています。

県内の定点医療機関から報告された感染者は191人で、前の週の2倍以上となっています。

伝染性紅斑(りんご病)は子供を中心に微熱や風のような症状の後、両ほほに赤い発疹が出る感染症で、妊婦が感染すると胎児に影響が出るおそれがあります。

県は手洗いや適切なマスク着用など対策を心がけてほしいとしています。

テレビ西日本
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