脱炭素社会にむけた岩手県一関市の市有林を活用した取り組み「一関市有林J-クレジット」に参加する企業に記念品が贈られました。

一関市は市有林が持つ二酸化炭素の吸収量を「J-クレジット」として国の認証を受け、温暖化対策に取り組む企業に対し2024年12月から販売しています。

2024年度は市内外の企業47社に対し二酸化炭素446トン相当のJ-クレジットを合計613万円あまりで販売しました。

このうち10トン以上を購入した31社には記念品として一関市内で生産されている杉の間伐材を使った盾が贈られることになり、5月21日に佐藤善仁市長から企業の代表者に手渡されました。

一関市は「J-クレジット」を販売した金を森林整備などに活用し、さらに二酸化炭素吸収量の増加に取り組むということです。

岩手めんこいテレビ
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