初夏の味覚「唐川びわ」の収穫が愛媛県伊予市で始まりました。
伊予市で栽培されている「唐川びわ」は実が大きく、みずみずしい果肉と爽やかで上品な甘味が特徴です。伊予市稲荷の向居元春さんの園地では、袋がけされたびわを一つ一つ丁寧に摘み取っていきました。
向居元春さん:
「みずみずしいのもだが、糖度もかなり出ている甘いびわができたと思います。びわなので、新鮮なものが一番おいしいということで、2、3日置かないでその日に食していただいたらなと思います。」
JAえひめ中央によりますと、今年は2月の寒波の影響で開花時期が遅れたものの、その分ゆっくりと成熟し、より甘味があるびわに仕上がったということです。
また、カメムシなどの害虫の被害も少なく、去年と比べて3割以上多い約25.5トンの出荷を見込んでいます。唐川びわは関東や県内の市場に出荷され、県内では23日以降、店頭に並ぶということです。
収穫は5月下旬まで行われます。
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