今年1月、西鉄バスが乗客の手をドアに挟んだたまま発車し大けがをさせた事故で、検察は、運転手だった男性を略式起訴しました。
過失運転致傷の罪で略式起訴されたのは、西鉄バスの運転手だった50代の男性です。
起訴状などによりますと、この男性は今年1月、福岡市中央区のバス停で注意義務などを怠り、60代の男性客の手がドアに挟まれた状態に気づかず、そのまま発車しました。
そして男性客を引きずって路上に転倒させ、足の骨を折る全治2カ月の重傷を負わせたとされています。
事故の後、西鉄は、事故が起きた原因について「運転手がミラーによる乗車口付近の安全確認を怠っていたため」だと発表していました。