介護現場の人手不足が深刻化する中、介護ロボットなどが注目されています。熊本県は、導入を検討している事業所をワンストップで支援する窓口を設置しました。
熊本市中央区に先月開設された『くまもと介護テクノロジー・業務改善サポートセンター』。
特別養護老人ホームや訪問介護事業所などの介護サービス事業所を対象にした相談窓口です。
2040年度には県内でおよそ9500人の介護人材が不足すると見込まれ、職員の負担軽減や業務効率化を図ろうと県が国の基金を活用し開設しました。
こちらのベッドに敷かれたセンサーは呼吸や睡眠の状態を計測。
職員の夜の見回りの回数を減らすことができます。
そして…
【中原 理菜 アナウンサー】
「利用者がベッドから起き上がるとこのようにアラームが鳴り、職員が離れた場所にいても異変に気づくことができます」
【熊本県高齢者支援課 西村 徹 審議員】
「伴走支援で、専門家が施設に出向いてやりとりしながらどのような介護ロボットやICT機器がいいか検討することができるので、活用してほしい」
サポートセンターは平日午前9時から午後5時まで。
介護ロボットなどは、お試し期間として無料で貸りることもできるということです。