熊本県はセミコンテクノパーク周辺で進める、新たな下水処理場の整備に向けて、5月19日に菊陽町で住民説明会を開きました。
熊本県は半導体関連工場の排水を適切に処理するため、セミコンテクノパーク周辺の菊陽町と合志市にまたがる場所に、新たな下水処理施設・『熊本セミコン特定公共下水道』を整備する方針です。
この下水道は、建設予定のTSMCの第2工場とソニーグループの新工場の下水を処理する計画で、4月に国による事業認可の告示も行われています。
5月19日に菊陽町で開かれた住民説明会では、熊本県の担当者が下水処理場や下水道管の整備計画などについて改めて説明。参加した住民からは「下水処理場で処理された水を川に放流して影響は無いか」などの質問が上がりました。
熊本県は関係する合志市や熊本市でも、同様の説明会を行っています。