熊本市議会の吉村健治議員は交付された2023年度の政務活動費のうち、人件費について、雇用した人とは別の人の名前で不適切な処理をしていたとして、5月20日に収支報告書の訂正を議会局に届け出ていたことが分かりました。

吉村健治議員が訂正を届け出たのは、2023年度の政務活動費収支報告書のうち、人件費の75万円についてです。

関係者によりますと、吉村議員は政務活動の補助員として雇用した人とは別の人の名前を記入した支出伝票や領収書を提出し、人件費の交付を受けていたということです。

吉村議員は5月20日に熊本市・議会局に対し、訂正した支出伝票など15枚の資料を提出しました。

吉村議員は北区選出の56歳、現在2期目を務めています。

吉村議員は、所属している立憲民主党県連の幹部に対し、「不適切な処理をしたが、不正受給ではない。流用はしていない」と語ったということで、5月18日に党県連副幹事長を辞任しています。

テレビ熊本
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