普段食べられていない魚の消費を拡大しようと、宮城県内の企業と学生がサメの肉を使った新商品を開発し、5月20日、試食会が行われました。
こちらがその新商品「フカフカクリスピー」。使っているのは「モウカザメ」の肉です。地域商社・「かね久」と宮城大学の学生が共同開発しました。
モウカザメは気仙沼で安定的に水揚げされヒレの部分がフカヒレとして使われますが、肉は水分が多く食材として利用しにくいため多くは家畜のエサなどになっています。
今回は、下ごしらえで打ち粉の配分を調整して縮みにくくし、ふわふわの食感を出すことに成功しました。
試食した「ほやドル」の萌江さんは…。
ほやドル 萌江さん
「魚よりも肉に近い食感。でも脂っこ過ぎず、さっぱりした味でおいしい。これ宮城の食卓が変わります」
「ふかふかクリスピー」は県内の飲食店やスーパーなどで販売されるということです。