宮城県栗原市が運営する牧場では、ウシたちが夏場を涼しく過ごすための「放牧」が始まりました。
栗原市の深山牧野には、5月20日朝、3歳から13歳の黒毛和種の繁殖牛がトラックで運び込まれました。
牧場の標高はおよそ550メートルで、夏場の気温が平地より5度ほど低く、暑さで体調を崩しやすいウシにとってストレスが少ないということです。
牧場では今シーズン市内20戸の畜産農家からあわせて86頭のウシを受け入れる予定です。
畜産農家
「草をいっぱい、もりもり食べて、体力をつけて帰って来てもらいたい」
放牧されたウシは10月下旬まで過ごした後、飼い主の元に戻って子ウシの出産に備えます。