大分県大分市の高校で20日、県内企業などによる特別授業が開かれ、生徒たちが、課題を解決するための方法などを学びました。
大分市の大分上野丘高校で県内企業など4社を招いて行われた特別授業には1年生あわせておよそ160人が参加しました。
この特別授業は社会課題の解決に向けて企業がどのような取り組みを行っているのかを学び、課題の解決力を養うことを目的としています。
特別授業では、街づくりなどを行う市内の企業、おおいた未来まちづくりの藤井俊之さんなどが講演。
子供会など、地域の交流の場が失われつつある現状に触れ、「地域活動には住民が主体性を持って関わることが大切」などと話していました。
◆男子生徒
「他の人たちとしっかり意見を組み合わせて、大分がより良くなるように色んなことを考えていきたい」
生徒たちは今後、班ごとに選んだテーマで現地調査などを行い12月に学んだ成果を発表する予定です。